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退院後にリハビリが減った方へ|廃用症候群と訪問鍼灸 退院後は動く機会が減り、体力が落ちやすい時期。廃用症候群とは何か、訪問鍼灸が担える役割と退院前からの相談について。

「入院中は毎日リハビリがあったのに、家に帰ったら週に数回だけになった」「退院してから、どんどん動かなくなっている気がする」——退院後のご家族から、よく伺うお悩みです。

入院や安静の期間が続くと、筋力や体力は思っている以上に早く落ちていきます。そして退院後、動く機会が減ることで、その流れがさらに進んでしまうことがあります。

このページでは、退院後の生活で起こりやすい「廃用症候群」と、ご自宅で受けられる訪問鍼灸の役割についてご説明します。丸亀市・坂出市・善通寺市・宇多津町・多度津町にお住まいの方が対象です。

1. 退院するとリハビリの量が減る現実

病院では、リハビリの専門職が毎日のように体を動かす時間をつくってくれます。ところが自宅に戻ると、訪問リハビリやデイケアを利用しても、体を動かす機会は入院中より大きく減るのが一般的です。

加えて、退院直後は次のような理由で、ご本人が動くことを控えがちになります。

  • 転んでまた入院することになるのが怖い
  • 家族に迷惑をかけたくない
  • 体力が落ちていて、少し動いただけで疲れる
  • 痛みやこわばりがあって、動くのがおっくう

2. 廃用症候群とは

廃用症候群とは、病気やけがの安静などで体を動かさない状態が続いたことで起きる、心身のさまざまな衰えのことです。筋力の低下だけでなく、関節が固くなる、心肺の力が落ちる、食欲や意欲が下がるなど、影響は全身に及びます。

高齢の方の心身の衰えについては、健康長寿ネットの「フレイル」の解説も参考になります。

▶ フレイルとは|健康長寿ネット(公益財団法人長寿科学振興財団)

💡 ご高齢の方は、数日から1週間ほど寝ている時間が長いだけでも、筋力がはっきり落ちることがあると言われています。退院後の早い時期に、動く機会をどう確保するかを考えておくことが大切です。

3. 退院直後に起きやすいこと

筋力の低下立ち上がりや歩行が不安定になり、転倒の心配が増える
関節のこわばり肩・腰・膝などが固くなり、動かすと痛む
体力・食欲の低下疲れやすく、食事の量が減る。それがさらに体力の低下につながる
気持ちの落ち込みできないことが増えて自信をなくし、ますます動かなくなる

寝ている時間が長くなってきた場合は、寝たきりの方の褥瘡・むくみ・痛みに訪問鍼灸ができることもあわせてご覧ください。

4. 訪問鍼灸で行うこと・できないこと

できないこと

鍼灸で筋力そのものをつけることはできません。筋力を取り戻すには、実際に体を動かすこと、つまりリハビリや運動が欠かせません。鍼灸はリハビリの代わりになるものではありません。

行うこと

そのうえで、訪問鍼灸は「動くための準備を整える」役割を担います。

こわばった筋肉の緊張をやわらげる固くなった肩・腰・脚の筋肉をゆるめ、動き出しやすい状態を目指します
痛みをやわらげる「痛いから動かない」という状態を、少しでも減らすことを目指します
動くきっかけをつくる施術のあとに、その日の体調でできる範囲の簡単な運動を一緒に行います
定期的に様子を見る週1〜3回の訪問で体調の変化に気づき、ご家族やケアマネジャーへお伝えします

⚠️ 効果の感じ方には個人差があり、変化を感じられない場合もあります。訪問鍼灸は主治医の診療やリハビリをやめて切り替えるためのものではなく、それらと並行して行うものです。

💬 退院前からのご相談も承っています

「来月退院予定だけど、家に帰ってから何を使えばいいか分からない」という段階でも構いません。入院中にご相談いただければ、退院後すぐに始められるよう準備を進められます。ご家族からのお問い合わせだけでも大丈夫です。お電話の際には、「ホームページを見て、電話しました。」とお伝えください。

電話 9:00〜18:00(土日祝休み)/LINEは24時間受付

5. ほかのサービスとの組み合わせ方

退院後の在宅生活では、いくつかのサービスを組み合わせるのが一般的です。訪問鍼灸は、それらのすき間を埋める位置づけになります。

サービス主な役割
訪問リハビリ・デイケア歩行や日常動作の練習など、体を動かす訓練
訪問看護体調管理、医療的な処置
訪問介護入浴・食事・掃除など生活の支援
訪問鍼灸こわばり・痛みをやわらげ、動き出しやすい状態を整える

リハビリとの組み合わせ方については、脳梗塞・脳出血後のリハビリに訪問鍼灸が選ばれる理由でも詳しくご紹介しています。

訪問鍼灸は健康保険(医療保険)のサービスのため、介護保険の限度額には影響しません。介護保険のサービスを使い切っている方でも追加でご利用いただけます。

6. 健康保険は使えるのか

鍼灸で健康保険(療養費)が使える代表的な疾患は、神経痛・リウマチ・腰痛症・五十肩・頸腕症候群・頸椎捻挫後遺症の6つです。廃用症候群そのものは、この6つには含まれていません。

ただし、入院や安静のあとに腰痛や神経痛、肩の痛みなどが出ている場合は、その症状について医師が鍼灸の必要性を認めれば、保険の対象になることがあります。対象になるかどうかは主治医のご判断です。

1割負担の方で1回422円、初回のみ654円です。月々の費用の目安は訪問鍼灸の料金は1回いくら?でご紹介しています。保険の対象にならない場合でも、自費での施術は可能です。

🗾 丸亀市内の方へ:飯山・綾歌など市内全域対応しています。坂出市・善通寺市・宇多津町・多度津町にも訪問します。ベッドに寝たままの姿勢でも施術できます。

7. すぐに受診が必要なサイン

退院後は体調が変わりやすい時期です。次のような変化があった場合は、鍼灸ではなく主治医への連絡・医療機関の受診を優先してください。

発熱が続く肺炎や尿路の感染などの可能性があります
急に食事や水分がとれなくなった脱水や体調の急変につながることがあります
意識がぼんやりしているいつもと様子が違うときは早めの相談が必要です
転倒した・強く打った骨折などの可能性があります
床ずれ(褥瘡)が悪化してきた訪問看護や主治医への相談が必要です

8. よくある質問

退院してすぐに始められますか?

初回の無料体験は、お問い合わせから数日以内に伺えます。健康保険を使った施術の開始は、医師の同意書の取得を経てからとなり、2〜4週間程度が目安です。入院中にご相談いただければ、そのぶん早く準備を進められます。

ほとんど寝たきりに近い状態でも受けられますか?

受けられます。ベッドに寝たままの姿勢で施術を行います。無理に起き上がっていただく必要はありません。

本人があまり乗り気ではありません。

退院後は気持ちが落ち込みやすい時期でもあります。初回の体験は無料で、契約や継続の義務もありません。「一度だけ試してみて、合わなければやめてよい」とお伝えいただくと、受け入れやすいようです。

訪問リハビリと同じ日に受けても大丈夫ですか?

時間をずらせば同じ日でも問題ない場合がほとんどです。ご本人の疲れ具合も見ながら、ケアマネジャーと相談してスケジュールを決めます。

どのくらいの期間続ける必要がありますか?

期間が決まっているものではありません。週1〜3回を目安に、体調の変化に合わせて回数を調整します。ご負担に感じられた場合は、いつでも中止していただけます。

まとめ

  • 退院するとリハビリの量が減り、動かない時間が増えやすい
  • 動かない状態が続くと、筋力・体力・意欲などが全身的に衰える「廃用症候群」が起きることがある
  • 訪問鍼灸はこわばりや痛みをやわらげ、動き出しやすい状態を整える役割を担う
  • 鍼灸で筋力をつけることはできない。リハビリの代わりではなく、並行して行うもの
  • 廃用症候群そのものは保険の6疾患に含まれないが、腰痛や神経痛などがあれば医師の判断で対象になる場合がある
  • 退院前からのご相談も可能
  • 効果の感じ方には個人差があります
  • 丸亀市・坂出市・善通寺市・宇多津町・多度津町に訪問対応しています

通院が難しくても、あきらめる必要はありません
まずはお気軽にご相談ください

相談無料・訪問エリア確認のみでもお気軽に|香川県中讃地域(丸亀市・坂出市・善通寺市・宇多津町・多度津町)